二匹目のドジョウ

 最近、ChatGPTなどのAI技術の台頭などがあり「AIを使った副業」などが流行っているようですが、 色々調べてみると、こういう物は 「1番最初にやった奴と2番目に始めた奴」くらいまでは本当に稼げるが、 案外、3番目の奴とビリの奴はもう変わらない…、つまり全然稼げないという物のような気がしました。 

 そういう事、ジャンルってその時代ごとによくあるよね…と。
  もう少し裾野を広げた例えとして、何のジャンルでも、 1番目から5番目くらいなら本当に稼げるけど6番の奴と456番の奴の収入は変わらない(つまり月収0円)みたいなことです。 
 YouTuberとかもちょっとそういう所がある様な気がしますし、かつてはブロガーなどもそうでした。

ChatGPT
 確かに、そういったトレンドはよく見受けられますね。
 新しい技術やプラットフォームが登場すると最初に飛びついた人たちは競争が少ないため大きな利益を得るチャンスが多いです。しかし時間が経つにつれて競争が激化し参入障壁も高くなり後から参加する人たちは苦戦することが多いです。

 例えばブログやYouTubeの初期の頃はまだ市場が未開拓であり少数の先駆者たちが大きな成功を収めました。しかしこれらのプラットフォームが成熟すると視聴者や読者の目を引くためにはますます多くの労力や資源が必要になり新規参入者にとってはハードルが高くなりました。

 AIを使った副業も同様で、早期に参入して成功した人たちはAI技術の新規性や注目度を利用して大きな利益を得ることができましたが現在では多くの人が同じような手法を試みており競争が激化しています。

 このような現象を理解し次のトレンドを見極めて早めに参入することが重要ですが、それと同時に、既存のトレンドでも独自の視点や付加価値を提供することで差別化を図ることも一つの戦略です。

 インフォプレナー(ネット詐欺師、スパム業者、起業等の成功煽り業者)もそうでしたね。
 ああいうのもそうですが、最初にやった人、若しくは、最初の頃に「私と同じことをしてください」というタイプの情報を発信している人やその儲け方を発信している人だけは本当に(秒速で億の金額)儲かっているという構図もあると思います。

 アメリカのゴールドラッシュの時に、一番儲かったのは「金」を採掘できた人ではなく、「金」を採掘しに来た人たちにツルハシやジーンズを売った人だ!という有名な教訓がありますが、どこかそれにも似た現象だと思います。儲かっているのは「AIを使えば儲かります!その方法教えます!」と吹聴している奴だけだという事。

「私と同じことをしてください。」というのは、その言葉の通りの意味もあるが、もう少し詳しく説明するなら、例えば私がある情報商材を1万円で買ってその内容を確認してみると、たった一言、「あなたは今私からこの商材を買いましたよね!?つまり本当にあなたもそれと同じことを誰かに仕掛けてください。これが私が提唱した「自宅に居ながらにして、たった5分で1万円稼ぐ方法です。ご検討をお祈りします。」とだけ書かれた情報だったりするものです。なるほど!wとは思いますけどね…w。)

 まあ、つまり一時期に流行った一過性の詐欺も、1~3番目くらいまでに始めた人は本当に稼げるけど、或いは5匹目のドジョウくらいまでは何とかなるけどそれ以降はパッタリと稼げないし、かなり早く始めた6番目の人と258番目の人はもう全然稼げないと。

ChatGPT
 たしかにインフォプレナーや一過性の詐欺でも同じようなパターンが見られますね。最初に参入した人や初期の段階で他人に同じことをするように促す情報を発信する人たちは、大きな利益を得ることができますが、後から参入する人たちはほとんど稼げなくなります。

 アメリカのゴールドラッシュの教訓と同様に、金を掘る人たちよりも金を掘る人たちに必要な道具を売った人たちが一番儲かったという話があります。これは本質的に需要に応じたビジネスモデルを持つことでより安定した利益を得られることを示しています。

 インフォプレナーの例でいうと、「私と同じことをしてください」というメッセージを含む情報商材は結局その情報を売ること自体が利益を生む仕組みになっており、それに続く人たちは利益を得るのが難しくなります。こういった一過性のビジネスモデルは初期参入者にとっては有利ですが遅れて参入する人たちには非常に厳しい現実が待っています。

 このような現象を避けるためには、流行に飛びつくのではなく、持続可能な価値を提供できるビジネスモデルを構築することが重要です。また、他人の成功事例を盲目的に追いかけるのではなく自分自身の強みや独自の視点を活かしたアプローチを考えることも大切です。

 けれども、こうも言えるのです。
 では次に何が流行るのか?を予測して、やり始めても大抵それは上手くいかないと。
 何のジャンルでもそれを最初にやりだした人はその時点ではその市場は熱くなっていないのだから、たまたまやってただけ…だったりするのです。つまり、これはなかなか意図して出来る事ではないし、意図がある時点で上手くいかなくなるようにも思います。

 これをやったら流行る!と予測してやる様なものは上手くいきません。
 今、時流に乗って成功している人たちは、それが好きでたまたまやっていたらそれがたまたま社会的に流行った…と言う状況にある人が多いです。

 これは人と人との出会いもそうですけどね。

ChatGPT
 確かに、次の流行を予測して意図的に取り組むことが難しいというのは一理あります。
 成功している人たちの多くはその活動が好きで自然に続けていた結果、社会的に注目されるようになったケースが多いです。この現象は偶然の産物であり意図して再現することは難しいです。

 例えばブログやYouTubeで成功した初期の人たちは単に自分の趣味や興味を追求していたに過ぎず、それが後にトレンドになったというパターンです。逆に、「これが次に流行る!」と予測して取り組む場合、期待通りの成果を上げるのは非常に難しいです。

 人と人との出会いも同じようなものです。
 計画的に特定の人と出会おうとしてもその人との自然な化学反応やシナジーを生み出すのは難しいですが、偶然の出会いから素晴らしい関係が生まれることがあります。

 この考え方から学べることは、自分の興味や情熱に従って行動することが最終的には成功につながる可能性が高いということです。無理にトレンドを追いかけるのではなく自分自身が心から楽しめる活動を続けることで偶然の成功を引き寄せることができるかもしれません。